介護保険とは?【介護認定からサービスの利用までの流れ】

素朴な疑問

こんにちは、camomeです!!

介護保険は、介護が必要な状態になった時に利用できるサービスなのですが

市町村からの介護認定が下りることで、はじめて利用できるようになります。

ここまでの手続きについては前回のブログで書いたので、(下に貼り付けてます)

今回は、介護認定を受けてからサービスを利用するまでの流れについて説明します。

↓↓↓↓↓介護保険制度について知りたい方は、こちらを参考してください

認定結果と新しい介護保険証が届いたら、サービス利用の手続きをしましょう。

でも、どうしたらいいの?
役所で資料をもらったけど、まずどのサービスが良いかもよくわからんのだけど・・・


サービスを受けるには、まずケアマネージャーさんに相談する必要があります。


ざっくりとした流れを先に言うと、

介護サービス利用までのながれ
  1. 居宅介護支援事業者との契約 
  2. ケアマネージャーと面談
  3. ケアプラン原案に同意
  4. サービス担当者会議
  5. サービス事業所との契約
  6. サービス利用の開始



こんな感じです。



これから、各手順について詳しくまとめていきます。

行くわよ~~

ケアマネージャーとは?

ケアマネージャーは介護支援の専門家で、正式名称は「介護支援専門員と言います。介護サービスを受けるのに必要な、ケアプラン作成をするのが主な仕事です。利用者本人と家族の状態・意向を踏まえた上で、適切な介護サービスを提案しケアプランを作成します。

ケアマネージャーへの相談やケアプラン作成はすべて無料で行えます。

だいたい1人の利用者に対し、1人の担当ケアマネージャーがつきます。

camome
camome

ケアプランは自分や家族が作っても良いですが、料金計算など専門知識が必要なことがあるので大変です。ケアマネージャーに依頼するのをオススメします。

ケアマネージャーがする仕事
  • 適切な介護サービスの提案
  • 介護保険の申請代行
  • ケアプランの作成
  • 介護に関わる各種手続き
  • 介護サービス提供者との連絡・調整


☆ちなみにケアマネージャーは、医療・介護・福祉のいずれかの資格を持ち、実務経験が5年以上ある上でケアマネ試験に合格した人がなれる職業です。

ケアマネージャーはどこで出会えるの?

利用者は、担当してくれるケアマネージャーを探さなければいけません。

ケアマネージャーは、居宅介護支援事業所という事務所にいます。

居宅支援事業所とかどこにあるか知らない!どうしたらいいの?

こんな場合は次の方法で探してみてください。

ケアマネージャーの探し方
  • 知り合いや友人に聞く
  • 役所の介護保険課を尋ねる
  • かかりつけの病院で尋ねる
  • インターネットで探す

・知人や友人の紹介なら、ケアマネの人となりがわかるかもしれません。

・訪問リハビリなどの医療的サービスが希望であれば、かかりつけ医に相談すると医療分野の資格をもつケアマネを教えてもらえるかもしれません。

・要支援認定を受けた人は、役所の介護保険課や地域包括支援センターに相談するといいです。いずれかで担当ケアマネが見つかると思います。

気になる介護支援事業所があったら、直接問い合わせてみてください。

担当ケアマネージャーとの面談・契約からサービス利用まで

次に、ケアマネージャーとの契約からサービス利用までの流れを説明します。

居宅介護支援事業所との契約

希望の居宅支援事業所(ケアマネ事務所)より支援内容の説明があり、納得ができたらその事業所との契約を結びます。

ケアマネージャーとの面談・契約

契約が成立したら、次に面談です。担当ケアマネージャーが訪問し、あなたや家族の希望を相談を聞き、どんな介護サービスが必要かを検討します。

ケアマネとの面談の一例

ここからは、初めての介護認定を受け、サービス利用を考えている山田さんを例に進めていきます。

☆要介護1の認定を受けた山田さん。ケアマネージャーと初めての面談

ケアマネ
ケアマネ

山田さん、何か生活の中で困っていることはありますか?

山田さん
山田さん

最近足が弱くなってきて、フラフラすることがあるんです。以前は娘と一緒に買い物に行っていたけど、ここ最近は連れて行ってくれません。料理も疲れるからあまりしなくなりました。

山田さん長女
山田さん長女

買い物についてきたがるけど、歩きぶりをみていたら心配で。家に閉じ込もりっきりになると、それもよくないんですけどね・・・。母の作る煮物は私の好物なんですが、しばらく食べてませんね。

ケアマネ
ケアマネ

買い物が楽しみだったんですね。娘さんの好物の煮物も作れるようになりたいですね。まずは体力づくりのために、送迎付きのリハビリに通ってみませんか?見たところ、玄関段差の昇り降りがきつそうですが、手すりがあったら少し楽になるかもしれません。足の力がつくまで置き型の手すりをレンタルしてみてはどうでしょう?

といった感じです。


「あそこのリハビリに行きたい」「知人のヘルパーさんに頼みたい」などサービス事業所の希望などがあれば伝えましょう。

「どこのデイサービスがいいかわからない」という時は、事前にいくつかの施設を見学・体験する方法もあります。ケアマネージャーさんに相談し、予約を取ってもらいましょう。

自分の希望はできるだけ具体的に伝え、
分からないことは納得できるまで説明してもらいましょう。

☆このケアマネさんは合わないなと思ったときは・・
⇒担当を変更することができます。変更希望の際は、そのケアマネが所属する居宅介護支援事業所に相談するか、言いにくい場合は別の居宅支援事業所や地域包括支援センターに相談しましょう。

ケアプラン原案への同意

面談の翌日、ケアマネージャーがケアプラン原案を持って訪問します。そのケアプランが良ければ同意します。納得できない場合は、修正をお願いしましょう。

ケアプランの一例

☆山田さんと長女さんの意向を踏まえて、作成したケアプランの例です。

本当は決められた様式がありますが、ここではざっくり箇条書きにします。

山田 花子さん、要介護1、負担割合:1割 かかりつけ医:A病院(○○先生)
 
2019年〇月ごろ、肺炎になり2週間入院。退院後も変わらず自宅生活を送っていたがここ1~2カ月の間に筋力低下が起きた。楽しみだった買い物に行くこともなくなり、日常生活への不安も抱いてきている状態。

本人の希望:また買い物に出かけたい
長女の希望:足腰の力がついたら、温泉旅行に連れていきたい

最終目標:家族と一緒に温泉旅行に行く
長期目標(2か月後) 長女と一緒に〇〇スーパーに買い物に行く(週2回)
短期目標(1か月後) 自宅内を安全に移動する、週1回は煮物を作る

サービス内容
通所リハビリ:B病院通所リハビリセンター(週3回)
福祉用具貸与:歩行器貸与(月1回)


要介護1(支給限度額:16,7650円)

サービスごとの利用点数
通所リハビリ 月12回 91090点 
福祉用具貸与 4000点
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
合計点数:95,090点
自己負担額:(1割)9510円

こんな感じです。上の例ではサービス利用点数が支給限度額内で収まっているので支払いはすべて自己負担割合の1割で済みます。まだ支給限度額に余裕があるので、サービスを追加することも可能な状態です。

支給限度額を超えると、超えた分は全額負担となります。
また、支給限度基準額は介護度によって異なり介護の重症度が高いほど高くなります。
⇒介護度別の支給基準限度額や自己負担割合についてはコチラ

サービス事業者の方との会議(サービス担当者会議)

ケアプラン原案に同意したら、実際に利用するサービス事業所の方も交えて会議を行います。ここではケアプランの確認と細かい調整をしていきます。

サービス事業所の方と、本人・家族の顔合わせの場にもなります。

自己紹介・ケアプラン内容の確認が終わったら、それぞれのサービス事業者のサービス内容の詳細を聞きます。

サービス担当者会議の一例

☆山田さんの担当者会議はこんな感じ。

デイケアの理学療法士
デイケアの理学療法士

リハビリのお迎えは、8時半ごろ伺います。お迎えは玄関前じゃなくても対応できます。リビングまで行きましょうか?

福祉用具の業者さん
福祉用具の業者さん

歩行器のレンタルは月に400円です。使ってみて操作しにくい等あれば別の物に変更できるので、遠慮せずに言ってください。

ケアマネ
ケアマネ

今までのところで、何かわからないことありませんか?よろしければ、ケアプランへの承認をお願いします。


サービス内容について質問があれば、この時にしましょう。

「デイケアを週2回に減らしたい」「前に断ったけど、やっぱり玄関に手すりを置きたい」などサービス利用内容の変更・希望についても、この時に伝えましょう。

すると、ケアプランが修正されます。

ケアプラン内容に納得出来たら、ケアプランに承認します。

サービス事業者との契約

ケアプラン承認後は、サービス事業者との契約を交わします。

サービス利用の開始

これで、サービスの利用が開始です。ケアプランで立てた目標に向けて頑張りましょう。

サービス利用開始、その後・・・

サービスを利用開始して少し経った頃、ケアマネージャーがあなたの元を訪問し、サービスの利用状況や健康状態を確認します。これをモニタリングと言い、月に1回は行われます。
相談事がある時は、モニタリングを待たずにケアマネに連絡しても大丈夫です。むしろ連絡して早めに解決しましょう。

こんなときどうする?よくある質問や悩みに対するQ&A

ケアマネと相性がイマイチだ 
⇒ケアマネが所属する事務所もしくは他の居宅介護支援事業者に相談


デイサービスでトラブルになった
⇒ケアマネにトラブル内容を報告し、対応してもらいましょう。


本人がデイサービスに行きたくないと言っている
⇒家族からケアマネに相談してみましょう。


入院することになった 
⇒サービス利用を停止しなくてはなりません。ケアマネに連絡しましょう


介護保険証の期限が近づいてきている
⇒介護保険の認定更新手続きは期限が切れる2カ月前からできます。
自分や家族が役所に行けない時は、ケアマネが代行してくれます。


施設入所を検討しようと思っている
⇒その旨をケアマネに伝えましょう。施設についての相談対応をしてくれます。

まとめ

いかがでしたか?

介護保険サービス利用の手続きの流れはちょっと複雑ですが、頼りになるケアマネージャーに出会えたら安心です。

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